M.I.B
2015年05月22日
スピリチュアルの世界では「時間」というのは幻想だとか思い込みだとか実際は「今」しか無いとか色々言われていて混乱することも多いでしょう。
南国のドリアンというフルーツ。
食べたことのない人の方が多いと思いますが、私はバリ島で何度か挑戦しました。
多くの人が食べたことのない「味」をどうやって伝えるのか?
バリ島へ行く前にドリアン経験者から色々教わりました。
「肥溜めの匂いがする」とか「ドリアンを切れば1km離れていてもすぐわかる」だとか「味は淡泊でそれほど特徴的ではない」だとか。。。
食べたことのない人の持つ知識で何とか理解してもらおうと、様々な言葉を用いて楽しそうに「是非食べてきて」と言われたものでした。
実際バリ島でドリアンを目の前にした時に漂ってきた独特の香り「これか!」事前に教えてもらった「肥溜めの匂い」という印象、その通りでした。
では、味は?
味覚の90%は臭覚だと言われているので、まずいものは鼻をつまんで食べれば味が分からないという通り、味は肥溜めの匂いで覆われて不思議な感覚に陥ったものでした。
体験したことのない事をどれだけ正確に伝えよと頑張って言葉を多用しても経験にはかないません。
スピリチュアルの世界で悟りを体験した人が「悟りとは・・・」とどれだけ説明しても伝わらない。
時間は幻想であるという説明をいくらされても意味不明。。。
これまでこのブログで何度も書いてきた、不幸という感覚を覚えるから幸せという実感を持つことが出来るといった事と同じで、過去とか未来といった定義があるからこそ「今」という言葉が存在できる。
時間は幻想で、過去や未来は無いというのであれば「今」も存在できないということである。
これでは単なる言葉遊びになってしまう。
ネット上にも多くの体験談があり、それらが真実を言っているのか、単なる思い込みなのか全くのフィクションなのかは判断できない。
未来を予知できるという人がこれまで過去に「地震」の予言をズバリ当ててきた、だからこの人の予言は本物だ、と話題に上ると必ず次の予言は「外れる」。
すると皆の意識がそこへ集まったから「回避できた」という都合がよすぎる話が公然と行われてきた。
地震に関して言えば、日本国内だけでも大小合わせると年間2000回程の地震は起こっている。そして365日毎日だれかが、どこかで○月○日に地震が起こると予言している。そりゃぁ〜誰か当たるでしょう。
予言ができる、未来が見える、こうした話はとても多い。
未来が見えるということは、これから起こることが「決まっている」と考えることが出来るであろう。
まあ、この辺りも100人いれば100人の世界があるからという説でかき混ぜられてしまうが。。。
もし未来が決まっていると考えるなら、それでもかまわないのだが、その未来が見えてしまう人がいるというのが問題になる。
例えば、将棋を指す場面を想像してみよう。
相手の打ってくる手を見て次の差し手を考え戦略を練る。
もし片方の人が未来を見ることが出来ると考えてみよう。
最終的にどのような形でどちらが勝つのか見えているとしたら?
未来を見ることのできる人が勝とうと思ったら?
未来の自分が負けてしまうという未来を見たのなら、負けないように打ち手を変えていけば勝てるのだろうか?
未来の対局を事前に見て「あそこで、こう打っていれば・・・」と後悔するような失敗が判明したら実際の対局ではそこで未来に見えた姿とは違う手を打つだろう。
すると見えた未来とは違う現実が起こることになる。
その時未来はどうなるのか?
そこでまた未来を見てみると打ち手を変える前に見えていた未来とは違う未来に展開することであろう。
こんな単純な考えで見てみれば未来は決まっていないという考え方もできる。
しかし、最初は後悔の手を打つが未来を見ている人が「未来を見ることが出来る」という条件も未来には組み込まれていて、打ち手を変える事も実は決まっていたと考えることが出来る。
未来が変わったように見えるという時間の流れ。。。
切がなさそうな展開になってきた。。。
タイムマシンで未来からやってきました。という掲示板の書き込みやタイムマシンの設計図のような手書きのイラストが公開され、専門家の意見ではこれはいい加減なものではないという話まで飛び出してきている。
タイムマシン自体がまだ無い時代の専門家とは一体どんな専門家?
昔の写真にその時代にはそぐわない服装や髪形をした人が映り込んでいる写真なども公開されているが、Youtubeで90%以上UFOの動画はCGで偽物を言われている時代に、昔の写真に写りこんでいるからと言われても。。。
例え未来から来た人だと今現在の時代にいても、その人が存在したとする時代にも地球はあり、月が周回軌道を回り、太陽ほか火星水星、はては太陽系、銀河系から広大な宇宙空間に広がる無限の惑星まで存在したのか?
ではタイムマシンで数十年戻るのは話のイメージが出来たとしても、10秒だけ戻ったら?
10秒前の自分がそこに存在する?
タイムマシンという乗り物があったとして、10秒前に戻ったら?
物理的に存在するとしたら、重ならない?
1秒前に戻っても1秒前の自分がそこに存在するということになるのでは?
では0.1秒では?
どのタイミングが自分のいた世界?
この辺りはどうしても今現在の世界の知識だけで考えると矛盾が多すぎて話は成立できない。
パラレルワールドも同じことが言える。
多重世界として無限にあるとしたら、どこが自分の世界?どの世界の自分も自分を自分として認識しているが、そこに同じ姿の数秒前の自分がいたらどうなる?
誰も説明することはできなさそうだ。
しかし今パラレルワールドの世界は「量子論」という考え方で、多重なのだが2つの世界だけという理論でかなりの説明ができるという。
人間の脳の右と左と別れているが、実験をしていると右脳で発生した信号が脳幹(のうかん:左右の脳をつなぐところ)を経由しないでほぼ同時に左脳へも伝わるのか反応がおこるという現象が確認されており、説明がつかないようだ。
これを量子論で説明し、パラレルワールドは2つの世界が表裏一体となってあるといった一般人のイメージを超えたところで考えられている。
まだまだ未知の世界は多数あり、現代科学では追いつかない現象が多い。
未来が決まっていて、未来予知ができる人もいるという前提で未来が決まっているという事なのか、完全にぶっ飛んで人間も地球も全て幻想でという領域にどっぷり浸かるかは人それぞれという現代。
フィクションとしてこんな事が出来たら楽しいだろうな〜とかあの後悔される出来事を過去に戻って取り消したいとか自分のイメージの中で楽しむアトラクションの世界にとどめておくのがいいのか?
過去も実は変えられるとか、今起こった事も無かったことにできるとか色々言われているが、これらで使われている言葉は全て今現在の言葉で、この言葉では表すことはできない。
それを説明しようとするから混乱が起こる。
タイムスリップしてしまう映画やドラマなど見ていてとても面白い。
ある当主が未来から来た人に「我が家系は未来にも残っているのか?」と質問し未来から来た人が「聞いたことがない」と答えると、その当主の娘の結婚で悩んでいが「未来に我が家系が残らぬならお前の好きにしなさい」と考えを決めているシーンなどパラドックス起こりまくりだろう。
その結果生まれるはずのなかった子供が生まれたり、と現代の人たちと整合性が全く合わなくなる。
そのパラドックスの波が現代に押し寄せて、総理大臣だった人が消え、家系も全く違う流れになりそれまで存在しなかった人が総理になり、全国民の記憶が変化する?
M.I.Bという映画でもタイムマシンで皆の記憶が変わってしまったのにウイルスミスだけが以前の記憶を持っていた理由に、実は過去へ戻ったという事があるから記憶が消えないとか、見ていてとても面白い。
ターミネーターもタイムマシンで戻った人間が父親となり未来のリーダーを生むきっかけになるといった展開だ。
ではそのストーリーはいつできた?
どこまで続く?
我々が「今」と思っている2015年は完成したストーリーの途中?
ストーリーを完成させたのは誰?
全ての事柄は全てイメージの中だけに存在する?
まだまだ矛盾がありすぎて、「この世界はこうである!」と説明しているブログ等を見ても「霊界はこうなっている」と力説されてもすっきりできないままである。
自分自身がもっと不思議な現象に遭遇してみるとまた違う側面が見えてくるかもしれない。
ドリアンとは、といくら力説されてもやはり伝わらない。
不思議な現象にもっと遭遇するという事を引き寄せてみようか(笑
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