四柱推命
2015年12月16日
思いがけず良い事と思える事が続いたかと思えば、何をやっても裏目に出てしまう。
こんな事から易学という分野が確立されたのだろう。
私自身も過去に霊能者の方から運勢サイクルを書いた周期表を頂いた事がある。
もうかれこれ20年以上前の事なのだが、先日その紙が出てきて眺めていると、年単位で自分の良いと思われる時期と、停滞していたな〜と思える時期が一致している事に気が付いた。
これは誕生日を元に算出した周期表なのだが、同じ誕生日の人など友人でも何人もいるし、種類的には365種類しか無いという事になる。
詳しく見れば生まれた時間、場所等も関係してくるようなのでそう簡単な事では無いのだろうが、それにしてもおおよその流れは当たっているように見えてしまう。
個人個人の中に何らかの波長と言うか、波動とか色々「波」のような動きの事が言われているが、こうした波と地球の波、月の周期の波、季節、温度、湿度、生活リズム仕事の内容とか関係なしに基準となるような「波」がそれぞれ影響しあって、運勢の周期のような現象になるのだろうか?
考え方としてはとても面白い。
現象として「その通りだな」と思えてしまう結果が面白い。
事前に「未来はこうなりますよ」と言われてしまうと、その言葉に誘導され「今は運勢が悪い時期だから」という思いがその結果を引き寄せてしまうという事も考えられる。
しかし自分の事で考えてみると20年以上前に頂いた周期表等すっかり忘れており、時期的な事も計算しないといつが運気が上昇するとかわからないのだが、20年以上経過してその周期表を参照してみたら、結果その通りだ、というこの現実は一体どうしてなのだろう?
周期表で最悪の時期「停滞」と書かれているこの時、事故に遭っていたり仕事が無かったり、どれだけもがいても好転しなかったのが、その時期を過ぎ「財成」とか「安定」と書かれていた時期にはその通りになっていた。
家相とかも興味深い。
鬼門の方角に水回りがあったりとか、良くないとされる家を建てた家主が、完成直後事故死したり、完成後半年で病死したりと知り合いの事象として見てきた。
家と関連付けて考えるから家相とかが気になってしまうのであって、そんな事は関係ないとう話にも反論は出来ない。
海外の家はそんな家相等関係なく建てられており、関連した事象の事など言われていない。
大工の友人が言っていた事では、「家相は日本の風土に合わせて、鬼門と言われる方角に水回りがあったりすると別の場所に湿気が溜まったりと実用的な経験から出来たのだろう。霊的にとか気にしすぎると快適な家は建てられない」と。
ま、その通りだと思う。が、しかし家相というものも気になってしまう。
方角、玄関の位置、更には引っ越すには良い日にちを選んで、一度家具を東の方角へ運び、そこで一晩寝かせてから南へ行くとよいとか、ものすごく難しくなる。
易学を物凄く勉強し、運勢周期を見極め、移動する方角を割出して宝くじを何度も高額当選したりしている人も話題になっていたりする。
これらもはっきりと証明する事がとても難しく、その通りになる事もあればならない事もある。
周期的に「停滞」の時期に物凄く運が良く事がどんどんいい方向と思われる状態になって行ったように見えたが、それがどん底への落とし穴のきっかけであった、とか一見外れたように見えて、結果その通りになっているという現象もある。
ここにも個人の「解釈」という考え方が大きく影響してくるので、ハッキリできない。
ん〜〜〜〜
この運勢周期表だが、この中に私の寿命も書かれていた。
このブログがその頃まで残っていれば検証の一つになるのかもしれないが、ブログが閉鎖されないという期待を込めて書いておこう。
「77歳」
あと25年だ。
おっと、今こんなおっさんの年齢を逆算した人、面白くないので忘れるがよろし(笑)
2040年以降まだ生きていれば、この周期表の予言は外れたという事だ。
解釈でどうにでもなる世界なだけに、どうにも方向性を決められない。
またこの運勢を気にしすぎると、人生全てにおいて自分で判断が出来なくなる。
自分にとって好ましくない事が起きてしまったときに運勢表を見て「あ〜今は運が悪い時期なんだ」とあきらめる材料にするもいいだろう。
運勢が最悪と言われる時期に、頑張って結果をだした時「最悪の時期でもここまでできた。良い時期にはもっとよくなるだろう」と楽天的に考えるのもいいだろう。
気にしすぎて自分でその運勢に言われた通りの事を引き寄せて、自分から当たりに行ってしまうという事は避けた方がいいだろう。
それにしてもこれだけ曖昧な現象をまとめて学問にまでまとめあげた先人たちには敬意を表したい。
不思議だし面白い。
スピリチュアル ブログランキングへ
(15:24)