2017年07月26日

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老人

生命は寿命があるようだ
一部を除いて

どれだけ厳しい環境の中でも生命は「生き残り」を賭けて環境に適合したり他の生命と戦ったり、共同作業したりと不思議な生態だ。

人間にも寿命があり、寿命が尽きるのを回避したいと太古の昔から考えられてきた。

現代も病気や怪我になれば治療し、生命を維持させようとするし、その寿命を長らえようと、ジョギングしたり食事を気にしたり。

現代では遺伝子が解析され、DNAの末端にあるテロメアが細胞の寿命に深く関わっているという事がわかってきた。

細胞が分裂する回数を決め、一定回数分裂したら老化細胞として分裂をやめるのだ。これは細胞ががん化して暴走するのを止める役割もあるそうだ。

そして生命はオスとメスの混合でDNAを混ぜ合わせ、新たな生命体を作り出す。ウイルスなどに感染したとしても、そのウイルスのDNAさえもうまく取り入れて変化していく。どうも進化という表現が個人的に馴染まないため進化とは言わず変化と書いているのだが。

宇宙空間で素粒子だけの世界から、原子核、電子など色々な性質を持つような組み合わせが、何故なのか理由は不明だができてきた。

それが更に組み合わさり、DNAができてみたりタンパク質が出来たり、そして生命体が出来上がり、そこに「意志」が発生している。

その意志は「生き残りたい」という希望を本能的に持ち、他の生命体を食べたり、逃げたり戦ったり、擬態で逃げたりと様々な手法で生き残りを目指している。

生命体には何故「寿命」があるのだろうか?

寿命があり世代を次々と生み出していったほうが変化(進化)には都合が良かったのだろうか?

同じ個体で環境に適合するような変化では対応できず、他の個体のDNAと混合して新たな自分のコピーを残すほうが「種としての生き残り」には適していると「何かが」思ったのか、混合をチャレンジできるような性質を持つ個体が現れた結果、それが生き残ったのか。

しかし、結果として健康な個体も寿命があり、老化して死んでいく。
DNAを混合して新たな生命体を残して種としての生存は続いている。

こうした生命体の変化(進化)が、簡単なことなら他の惑星でも多種多様な生命体が溢れていた可能性もあるが、そう簡単な事でも無いようで、地球以外の生命体にはまだ出会えていないのが現実だ。

そんな奇跡的な出来事の結果出来上がってきた我々人間は「意志」を持っている。そしてその意志は「魂」があると思っていたり「霊体」もあり「輪廻転生」が行われ、人間としての寿命が終わると「霊界」戻っていったりすると考えている。

人間に生まれて自分という意志を持つ我々は、「人生」になにか「意味」があるのか?「目的」があるのか、それとも「すべて決まっている」のか、そう見えるだけでバーチャルな世界を楽しんでいるだけなのか。

人間が作り出したにせよ、AI(人工知能)もいずれは「自我」らしき感覚を持つであろうと想像する事は難しくない。

AI自身が自分で考え、もしかしたらその先、人間の能力を超え、コンピューターと人間の関係が逆転するといった映画が多いし、映画の展開にもそれほど無理は無いと感じられ、いずれそうなってもおかしくは無いと思わされてしまう。

すると「意志」とは?

という疑問にまた戻ることになる。

生命の「寿命」という考え方なのか手法なのか不明だが、自然とこうした仕組みが出来上がったのだろうか?

環境に適した生命体が安定していれば、そのまま老化することなく生き続けていても良さそうに思えるのだが。。。

そして生命自身も生き残る事を希望しているだろう。

すると安定した環境で生命体が爆発的に発生する現象は今でも見られるが、寿命があるために一過性のこととして収束してしまう。

まるで皮膚の細胞が新陳代謝を繰り返し、常に肌の表面を新しい細胞で保っているかのようにここでは「安定」を目指している。

全てが自然発生の結果、寿命や安定などが行なわれているとして考えると、本当に神秘的な凄さを感じる一方、個別の生命体の生き残りたいという希望を無視してまで老化させ、種がDNAの混合で生き延びる事を自然発生の流れで獲得したのだろうか?

人は理解を超えた超常現象には、高度な知性が実行したのでは?という疑問を持ちやすい。

すると、それは「神」では?と結びつけたがる。
ま、そう考えるのが一番楽だからw

そして疑問の先にはまた同じパターンが展開され、無限に同じ事を繰り返すという最大の罠なのか落とし穴なのか策略なのか、人間の理解を超えて答えに辿り着けない状況がある。

人間の知性で本当に答えに辿り着けるのだろうか?




(15:45)

この記事へのコメント

1. Posted by ウグイスボール   2017年08月09日 18:15
四季様、はじめまして。
いつも興味深く読ませていただきております^^

もし将来、意志を持った人工知能が出来たとして
人工知能の寿命はどうなるのか、という疑問があります。
当然普通に考えれば、コンピュータということで
寿命は無い、ということになりますが、

寿命(生命体の変化(進化))が宇宙というか自然の法則だとすれば
寿命が無い人工知能だけ自然の法則に反し、意志を持って永遠に存続していけるのかな?・・と考えたりします。
2. Posted by 四季(管理人)   2017年08月09日 23:41
ウグイスボールさん コメントありがとうございます

自然の法則=寿命あり この概念ももしかしたら思い込みかもしれませんね。霊能者の話の中には魂にも寿命があると言う話を聞いたこともあります。もしかしたらAIとして機械に宿る人工知能も個体別として考えた場合、その個性により他のAIとそりが合わない、指向性が違うと言う「差」から争いのような事が起き、互いに消滅し合うかもしれないと言う考えもあり、結果、個別のAIも消滅させられるイコールそれが寿命のような概念になるかも、とか考えてしまいます。
しかし「差」で優劣を争うのは人間の「支配」と言う概念から来ると思われるので、AIは無限増殖して宇宙のがん細胞のような存在となり、他の生命体に滅ぼされるかもw
多分今の人間の概念を超えた世界なので想像しか出来ませんけどね。
3. Posted by ウグイスボール   2017年08月10日 19:00
返信ありがとうございます。
なるほど、霊能者様のお話、AIの個体別の違い等々、
興味深い解説です^^

色々と何かを探求していましたら、
このブログに辿り着きました。
また、何か思うことがあればコメントさせていただきます^^

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