2015年04月15日

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意のままにならないこの世界
 
全ての物が何かとバランスを取っている
 
リンゴにもし「意思」が有ったなら
 
引力が有るから地面に落ちてしまう
 
落ちたくない
 
しかし、引力が無かったら地球も無い
 
リンゴも存在しない
 
引力があるから空気が有る
 
引力があるから空気に圧力があり個が存在出来る
 
空気圧があるから人間の体は形を保つことが出来ている
 
個人の力は小さい
 
組織として動けば力が強い
 
個人商店より大型店舗
 
個人商店は特殊な何かを持っていれば営業を続けられる
 
特徴を持たない店舗は淘汰される
 
ここ最近「個」に焦点を当てる流れが結構ある
 
伝統文化とか
 
これまでの社会構造はかなり変化している
 
過去の常識は通用しなくなってきている
 
ハイビジョンの重いカメラを搭載したドローン
 
映画の撮影が低コストでこれまで以上の映像が撮れる
 
ヘルメットにスポーツカムを乗せて高高度のヘリから飛び降りる
 
江戸時代から昭和までの変革と現代の技術革新は速度が違う
 
加速しているように感じる
 
組織に属して期限を決められ目標に向けてと忙しい
 
仕事を組織で分担すれば個人でやるより遥かに凄い事が出来る
 
組織力、良い事ばかりでは無い
 
組織を支配する者は大きく利益を得られる
 
組織に属する者は今や使い捨て
 
更にその中で「人」という生きものには「相性」がある
 
合う人合わない人
 
軋轢が生まれ、組織内でのポディションによって権力も生まれる
 
職場と言う組織は目的が「仕事」である
 
仕事の効率を考え、配慮ある組織は人も考える
 
厳しい社会情勢では人の事など構ってられないという組織が多い
 
使い捨て
 
更に今、日本という組織は「残業代ゼロ」とか言い始めている
 
組織を束ねる権力の座にいる者はとにかく人を使いたい
 
利益を上げる為
 
競争に打ち勝つ為
 
効率を上げ、他の組織より売り上げを上げる為
 
組織に属する人間の生活や人としての尊厳などどうでも良い
 
こうした風潮の中、「個」を主張する人が増えている
 
しかしそう簡単に強大な組織は「個」の活躍を許さない
 
インターネット
 
ネットの普及で個の意思疎通が強く大きくなってきた
 
人の尊厳などどうでもいいと考える組織には属さなければいい
 
そんな個ならいらない、他にいくらでもいるからという流れ
 
これも最近ネットの力で変化しつつある
 
労働力を提供してくれる個がネットの情報で集まらなくなり、店舗閉鎖になっている組織もある
 
キャリア
 
同じ組織で専門分野に特化したキャリアを持てば組織を移動しても歓迎される
 
人の尊厳を顧みない組織だからと別の組織へ移動するとキャリアアップとみなされず、他の組織は迎え入れてくれにくい
 
こうした風潮は、組織が人を支配する為に行っているだけ
 
平等な社会、男女平等、色々言われているがそんなことは無い
 
この支配体制から「個」として活動しようとするにはハードルが高い
 
資本主義という基盤の上にいる限り、資本を沢山所有しているものが強いのだ
 
個として個性を売りに出す
 
最初は売れるかもしれない
 
が、すぐに似たような物が売り出される
 
結局混沌としてきて多数のまがい品の中に埋もれてしまう
 
自然の法則なのだろうか
 
埋もれた中に本物を見分ける事が出来る人がいる
 
そんな中でいい物が長く生き残る
 
そして伝統文化となりどれだけ資本を持っていても飲み込めなくなる
 
組織を好む人もいれば個を好む人もいる
 
そしてどこかで絶妙なバランスを取りながら個と組織が存在している
 
一見、人の意思で構築された組織のように見える世界
 
実は自然の法則がベースにある
 
「自分は違う、自由意志で生きていく」
 
こう思う意思が出来るのは、組織と言う支配があるからである
 
支配と言う力が無ければ自由という発想も無い
 
人が「生きている」という実感を持てるのは「死ぬ」から
 
生きて死ぬというサイクルに意思は無い
 
同じ世界を見て、同じ環境を体験しても人により見える事感じることは違う
 
英語を理解できる人は英語圏の映画を見て笑ったり感動したりできる
 
英語が分からない人は字幕がなければ楽しみは半減以下であろう
 
背の低い人と高い人
 
同じ町を歩いても見える世界はまるで違う
 
背の高い人は遠くを見ることが出来、危険を早く察知出来たかもしれない
 
背の低い人は危険を察知するのが遅れ、巻き込まれて命を落とすかもしれない
 
逆もある
 
そこに何らかの意思は無い
 
引力や自然のうねりが生み出した流れがあるだけ
 
仕事が、家系が、彼氏が、キャリアが、出世が、株価が、家のローンが
 
誰かの意思が作り出した世界
 
誰かが作り出したお米や食品を食べて私も生きている
 
誰かがゴミを回収してくれる
 
誰かが学問を研究し、新たな設計や製品が出てくる
 
そして私は誰かが作り出したパソコンでこの文章を書いている
 
誰かが作り、管理しているネットにこのデータが流れている
 
大きな自然の中に完全に組み込まれてうねりの中にいる
 
何かを肯定するという考えは何かを否定しているから
 
何かを否定するならどこかに理想がある?
 
個としてどこを見て、何を感じるか
 
美しいと言われる人は更に美しくなる
 
自分が美しいと実感しているから、更にそれを高め維持しようとする
 
そう思う私は美しくない人がいると感じているから
 
美しくなくても面白い人がいる
 
面白くなくても組織をまとめる事が出来る人もいる
 
否定も肯定も同じこと
 
不愉快な人がいてくれる
 
そんな人がいてくれるおかげで、感じのいい人が肯定される
 
敢て聖人君子ぶるつもりはない
 
私にとって不愉快な人でも誰かの親であったり子であったりする
 
その人の周辺では良い人であったりもする
 
この世界は振り子の法則があるので、どちらかに偏れば反動もまた大きくなる
 
平和を強烈に推進すれば、その反動もまたどこかで大きくなる
 
とにかく今は心が疲れる社会である
 
この反動がどこへどのような形で現れるのか
 
庭も手入れをしてあげなければ雑草で覆いつくされる
 
手入れをし過ぎると、ネコが侵入しただけでほうきを持って追い回す精神状態になる
 
ほどほどがいいと言いうのだがこれもまた・・・
 
生きているという感覚を持ちすぎるから霊界にこだわり過ぎてしまう
 
そんな生きているというこだわりに執着が無くなった今、霊界もどうでもよくなってきた
 
何かしら意思を持つと、必ず反意思の力がどこかで湧き上がる
 
こうした自然の法則を理解していれば幻滅する事も減るかもしれない
 
何かしら意思を持つことが出来る、何かしらのエネルギーを持っている
 
自然の法則の中で太陽が燃え続けているように何かしらのエネルギーがある
 
人の意思もまた凄い
 
意のままにならないから意のままにしたいという欲望の中、全てが意のままになってしまうと飽きてしまう
 
なんとわがままな生き物だろうか
 
この心こそ矛盾の一番の原点ではないだろうか
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとう!



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